高速バスにおける、つながりやすさ・通信速度実測調査

「つながりやすさ」はNTTドコモ、「通信速度」はソフトバンクに軍配
高速バスにおける実測調査を実施

 
 リーディア株式会社(http://leadea.jp/)はこの度、大阪から東京を走る高速バスにおいて、利用しやすい通信会社の調査を目的に、「つながりやすさ」と「通信速度」の調査を実施し、結果をまとめた。
 夏休み中に高速道路を利用した移動が多い中、大阪から東京を走る高速バスにて、移動中にスマートフォンを利用する際にストレスが少ない通信会社はどこかを確認すべく、8月2日に梅田駅からJRプレミアム昼特急12号に乗車し、東京駅までの8時間41分間にて調査を実施した。
調査にはKDDI (略称:au)、NTTドコモ(略称:dcm)、ソフトバンク(略称:sb)から販売されているiPhone6を用い、リーディア株式会社が開発した通信計測アプリにて、受信レベルやダウンロード速度の実態を調査した。調査に使用する通信計測アプリは、通信速度に加え、無線状況等のデータ取得が可能なため、各通信会社のパフォーマンスが明確に評価できる内容となっている。

icon測定結果

■KDDIは、優れたLTEエリアを見せるも「通信速度」「つながりやすさ」は振るわなかった
■NTTドコモは、安定したLTE/3Gカバレッジにて「つながりやすさ」でトップ
■ソフトバンクが、最速のダウンロード速度を記録し、「通信速度」でトップ

 
<KDDI>
 新名神高速道路・鈴鹿トンネル付近にて長い圏外時間が続いたため、「つながりやすさ」「通信速度」の点で2社の背中を追う結果となった。しかしながら、LTE在圏率は3社中トップでLTEエリアの拡大に力を入れていることが伺える結果となった。
 
<NTTドコモ>
 山やトンネルの多い本測定ルートにおいて、圏外時間が19秒と広いエリア展開を見せ、「つながりやすさ」にて他社を引き離す結果をマークした。最大ダウンロード速度は2社に遅れを取る結果であったが、平均ダウンロード速度は15Mbps超えを維持した。
 
<ソフトバンク>
 東名高速道路・厚木料金所付近にて、本計測中最速のダウンロード速度65.8Mbpsを記録した。LTE在圏率に関しては2社に引けを取る結果となったが、LTEエリア内では全体を通して安定したダウンロード速度を提供し、平均ダウンロード速度16.9Mbpsと、「通信速度」No.1を記録した。
 
 
 リーディア株式会社では、携帯電話ユーザーが通信会社を選定する際に1つの指標となる「つながりやすさ」「通信速度」に着目し、今後もユーザーが利用するさまざまなシーンにて、スマートフォンを快適に利用できる通信会社の評価を提供していく方針である。
 
*本資料は、実測データを元にした調査結果となっている。実測結果は測定時間や周囲の環境等の諸条件により変動し、また各通信会社ともネットワークの品質向上に日々取り組んでいるため、あくまでも取得時のデータである。
 

表:梅田〜東京間における測定結果
項目 KDDI (au) NTTドコモ (dcm) ソフトバンク (sb)
測定時間 8時間41分 8時間41分 8時間41分
試行回数 514 514 514
接続率 *1 508 / 514 514 / 514 510 / 514
98.8% 100.0% 99.2%
ダウンロード成功率 155 / 514 209 / 514 221 / 514
30.2% 40.7% 43.0%
平均ダウンロード速度 14.1Mbps 15.5Mbps 16.9Mbps
最大ダウンロード速度 50.3Mbps 49.5Mbps 65.8Mbps
平均アンテナ本数 *2 3.7 3.9 4.1
平均受信レベル *3 -98.7dBm -100.0dBm -98.0dBm
LTE在圏率 *4 97.0% 96.5% 89.2%
圏外時間 7分33秒 19秒 2分33秒

*1: ダウンロード試験の発信接続が成功した比率
*2: iPhone6のアンテナ表示1~5本の平均, 圏外は0本にてカウント
*3: 受信レベルRSRP(LTE)、RSSI(3G)の平均値。値が高いほどよいカバレッジを示す。
*4: LTEでつながった比率=LTE接続時間/測定時間
 
 
<平均ダウンロード速度、平均受信レベル、圏外時間比較グラフ>
平均ダウンロード速度、平均受信レベル、圏外時間比較グラフ
 

■iPhone6データ利用マップ

<回線種別マップ>
回線種別マップ
 
<アンテナ表示本数マップ>
アンテナ表示本数マップ
 
<受信レベルマップ>
受信レベルマップ
 
<ダウンロード通信速度マップ>
ダウンロード通信速度マップ
 

icon調査概要

 計測には、主要3通信会社から発売されている「iPhone6」を用い、リーディア株式会社が開発した「通信計測アプリ」を使用。「通信計測アプリ」は、つながりやすさ(受信レベルやアンテナ本数等)や通信速度を位置情報を含め計測可能なiPhone上で動作するアプリとなっている。
計測は1秒毎にアンテナ本数や受信レベル、GPS等のデータが取得可能であり、公平に測定端末の通信状況の良し悪し等が分かる。このデータを用いて集計・マッピングすることにより、各社のパフォーマンスが明確に評価できる内容としている。
 

■試験内容

 「通信計測アプリ」を用いて60秒間隔にてサーバーへ接続し、32MByteのファイルダウンロードを実施。測定は同時に開始し、同地点での公正な評価を行っている。
 ダウンロードは開始から15秒で終了とし、ダウンロードが時間内で終了した際にダウンロード成功としている。

項目 設定値
試験間隔 60秒
DLファイルサイズ 32MByte
DLタイムアウト 15 秒

 

■調査路線

乗車バス 試験区間 試験時間
JR プレミアム昼特急12号 梅田駅 → 東京駅 8月2日(日)11:10~20:35

 
 

【このリリースに関するお問い合わせ先】
本調査の取得データや、より詳細な解析レポートを販売いたします。
解析レポートでは、使用周波数やダウンロード速度分布、また同時に取得した
スキャナから各社の周波数展開情報等、よりテクニカルな内容を含んでおりますので、
ご興味のある方はお問い合わせ下さい。内容についてのお問い合わせも、お待ちしております。
 
リーディア株式会社 
問い合わせ先 E-mail : contact@leadea.jp